男性に多い頭痛のタイプで、頭痛持ちの約3~5%がかかるとても珍しい頭痛です。2~3年に一回、一ヶ月ぐらい頭をカナヅチで叩かれたような激痛に襲われます。しかし、その一ヶ月が過ぎると今までの痛みがウソだったかのように消えます。また2~3年たつと悪夢がやってきます。これを繰り返すのが、群発頭痛です。頭痛の期間に病院で注射をうってもらう人が多いです。
群発頭痛は偏頭痛と同じく片側に出る場合が多いです。右または左の目の奥、コメカミに激痛が走ります。右に出る人は右、左に出る人は左に頚椎2番がズレていることが大きな原因になっています。
偏頭痛の方よりズレ方が激しい人が多いです。ズレた骨のまわりの首の筋肉がパンパンに張っているはずです。生活習慣に乱れがある方に多く、過労の蓄積から起こります。
群発頭痛自体に危険性はありませんが、激痛が目をえぐるような焼かれるような頭痛なので耐えられません。病院で注射を打ってもらったり、強い薬をもらって対処することになります。
しかし、頭痛薬を飲みすぎて頭痛の期間がどんどん長くなるケースも多いです。偏頭痛と同じく薬物乱用性頭痛にならないように気をつけましょう。また群発頭痛と似た症状に頭痛と同時に吐き気や全身にしびれを感じる場合、脳の中に血栓や動脈瘤ができてる可能性もあるので病院で精密検査を受けてください。
群発頭痛の対処法は、自分でやれることはほとんどありません。お医者さんからもらった注射や点鼻薬で頭痛を止めることで対処してる人がほとんどでしょう。
当院の群発頭痛の治療は、偏頭痛の方と同じく頚椎2番の調整がメインの治療になります。頭痛治療日だまりショットで狭くなった頭部と頚椎の間にスキマを作り頭部に血流が流れるようにします。痛みを抱えて来院した場合ほとんどの場合、その場で痛みが楽になります。1日も早く地獄の苦しみから解放されることを心から願っています!